剣道スクール開校についての記者会見を行いました

この度、ブラウブリッツ秋田スポーツネットワークでは剣道スクールを開校することとなりました。
それに伴い、2025年5月23日(金)ASPスタジアムにてブラウブリッツ秋田剣道スクール開校についての記者会見を行いました。

NPO法人ブラウブリッツ秋田スポーツネットワーク
代表理事 岩瀬浩介

当法人は2021年の11月に発足し3年半が経ちました。現在ではバレーボール、ビーチバレーボール、そしてサッカー、運動神経向上スクール、スキースクールと、昨年の9月にブラブリッツ秋田の本拠地として整備されましたクラブハウスのトレーニングジムの運営をあわせ、6事業の運営を当NPO法人で行っております。
当法人は、Jリーグが掲げる、スポーツでもっと幸せな国へという百年構想の趣旨に従いまして、我々もサッカーだけではなく様々なスポーツの運営を行っていくことを目的に設立しました。老若男女問ず、いつでも、どこでも、誰とでも、そして、いつまでもスポーツを楽しめる環境整備をしていくのが私たちの狙いです。
皆様ご存知の通り、この秋田県は少子高齢化といった部分でどんどん子ども達が減っております。それぞれのスポーツ競技の存続も危惧されているなか、子どもたちが自分の好きなスポーツを選択できる社会を実現していきたいと私たちは考えています。
お陰様で3年半が経過し、このNPO法人を通して様々な効果を感じております。具体的には、自分の中学校にはバレー部がないという子どもたちが当法人のスクールに通ってきてくれていて、2年前からは中総体にも出場し、昨年は県大会でも準優勝、東北大会にも出場するほどの成績を伸ばしてきています。また、私たちは子どもたちが1つの競技のみに特化して取り組むのではなく、月曜日にサッカーをやって、火曜日にバレーボールをやるなど、様々なスポーツを通じて多くの経験をしてほしいと思っています。実際にサッカーを辞めた子がバレーボールのアカデミーで活躍していたり、バレーボールをやってる子たちが冬にはスキーをやっていたり、子ども達の可能性を見出せる環境になりつつあります。
今回はご縁があって剣道をこれまでで培ってきた髙島愛理さんをNPO法人で採用し、剣道スクール開校に至りました。各競技に自分自身で熱量を持って取り組んでくれる中心人物が当法人で指導にあたってくれています。本当に心強く嬉しく思ってます。
髙島さんは、中学校を卒業して北海道、そして大学は大阪体育大学に進み剣道部の主将を務めていました。本人は本当に秋田が大好きで、県外にでた子ども達や学生達が秋田に帰って来て活躍できる場を創出できたことは、クラブの存在意義や価値として捉えています。
剣道をやってみたい、チャレンジしてみたい、そして剣道を好きになって生涯スポーツとして剣道に取り組んでもらえる子を髙島さんと一緒に育んでいき、日本の文化、伝統を私たち自身もしっかりと剣道を通じて学んでいきたいと思っています。
最後に補足になりますけれども、サッカーと剣道は秋田においては非常に親和性が高いものです。株式会社ブラブリッツ秋田の初代社長、外山純先生は秋田商業高校出身でサッカー部の監督、そして商業高校の校長先生を務めた方です。実はこのサッカー部を設立された方が、髙島さんが通っていた雄信館内山道場の内山真先生です。戦後、国技のひとつだった剣道が廃止され、その間に、秋田商業高校サッカー部を創部されたのが内山真先生でした。秋田のサッカーの文化を築かれた第一人者と言っても過言ではないかと思います。
内山真先生が剣道・サッカーで大事にされてきたことを、ある意味け受け継ぎながら、取り組んで参りたいと思います。

剣道スクール代表
髙島愛理

就職活動の際に、秋田で働きたい、秋田で剣道を教えたいという気持ちが強く、秋田で就職活動を行っておりました。そんな中、ご縁があってNPO法人ブラウブリッツ秋田スポーツネットワークで剣道の指導に携われるお話をいただきました。
なぜ秋田が良かったのかとよく聞かれますが、高校は北海道、大学は大阪と県外に出ているのですが、帰省の度に保護者の皆様や仲間だけではなく、お店の人であったり地域の人たちだが、あたたかく迎え入れてくれるところにひかれ、秋田に戻ってきたいっていう思いが強く秋田に戻ってきました。
私は小学校3年生の頃から雄信館内山道場で剣道を習い始めました。雄信館では小学生の頃から“立派な大人になる”ということを指導されてきました。その言葉がとても心に残っていて、剣道スクールを立ち上げるにあたって、その言葉、そして言葉の意味を子どもたちに継承していければなと思っております。
秋田の剣道界、秋田県の方々に恩返しをする、また、秋田県の子供たちに恩送りをするという形で、この剣道スクールで指導できたらなって思っております。
現在、剣道スクールにはスクール生がすでに5名所属をしています。また、体験にも何名か来ていただいておりますが、今年度中に20人を目標にして活動していきます。
小中学生を対象としているのですが、初心者と経験者問わずにすべての方を受け入れてまいります。
剣道は男女問わず、小さいお子さんから高齢者の方まで、全員が取り組める競技となっております。生涯剣道という言葉がありますが、剣道を1つのコミュニティとして、皆さんが当スクールを活用できる場となればいいなと思っております。

おさがり事業について

ブラウブリッツ秋田では皆様が不要となった剣道用具を探しています。
剣道を始めるにあたり、用具代というのがひとつのハードルになり、剣道を始めることに踏み出せないご家庭もあります。
そこで、皆様が使用しなくなったお子様向けのサイズの物でまだまだ使用が可能な用具を、これから剣道を初めてみたい!というお子様向けに活用させていただきたいです。
用具は以下の会場で募集を行います。ぜひご自宅にある用具をお寄せいただけますと幸いです。

回収場所について

下記2日間回収を行います。

日程:5月31日(土) ブラウブリッツ秋田 vs カターレ富山戦
会場:ソユースタジアム
時間:11時00分~ハーフタイム
場所:専用ブースにて

日程:6月22日(日) ブラウブリッツ秋田 vs モンテディオ山形戦
会場:ソユースタジアム
時間:11時00分~ハーフタイム
場所:専用ブースにて

集めている用具

竹刀(30~37)/鍔・鍔止め/面/小手/胴/垂れ/道着/袴/防具袋/竹刀袋

回収の御礼

2025シーズンで使用可能なチケット購入割引券
┗試合会場でのみ使用できる割引券です。
 前売り価格よりもお安くご購入をいただけます。

注意事項

カビが生えている、紐がちぎれているなど使用ができないものについては回収をお断りさせていただく場合がございます。
大人用のサイズではなく、小学生や中学生が使用可能なサイズのみ回収を行います。

皆様のご協力のほどよろしくお願いいたします。

剣道スクールの体験のお申し込みはこちらから

https://blaublitz.hacomono.jp/reserve?trial=true&from=home

お知らせ・活動報告一覧へ

お知らせ・活動報告

News/Report

お問い合わせ・お申し込み

Contact

私たちの理念

百年構想の実現に向けて
誰もが気軽にスポーツを楽しめるような環境が整って、はじめて豊かなスポーツ文化は育まれます。年齢・性別・障害に関係なく、スポーツを楽しめる管部が側にあれば、いつでも、いつまでも心も体も健康で、豊かな生活を送ることができます。スポーツを通じて秋田のスポーツ文化の基盤的役割を担うと共に、「街づくり・人づくり・夢づくり」に貢献していきます。
LET'S ENJOY SPORTS IN AKITA