2024.10.17

10.12～10.13 第4回監督が怒ってはいけないバレーボール大会秋田県大会を開催しました

10月12日(土)、13日(日)に美郷町の美郷町総合体育館リリオスにて「第4回監督が怒ってはいけないバレーボール大会秋田県大会」を開催しました。

監督が怒ってはいけない大会とは

本大会はバレーボール元日本代表の益子直美さんが中心となり、子どもたちがスポーツを最大限楽しむことや、子どもたちに対する指導現場から暴言・暴力・体罰の根絶を目的に2015年から行われている大会となります。
秋田県では4年連続4回目の開催となり、秋田県と岩手県から参加チームを募り、全9チームが参加しました。
今回は秋田市土崎出身で日本代表でも活躍されたAstemoリヴァーレ茨城でアカデミー担当として活躍されている佐藤美弥さんに2年連続でスペシャルゲストとしてご参加をいただきました。

監督が怒ってはいけない大会3つの理念

参加する子供たちが最大限に楽しむこと
監督（監督、コーチ、保護者）が怒らないこと
子どもたちも監督もチャレンジすること。

以上の3つの理念をもとに参加する子どもたち、保護者、指導者が楽しく思い出に残る大会になるとともに大会を通じて少しでも小学生のスポーツ環境が良くなリ、明るく、輝く未来に向かうことを願っています。

大会概要

日程：2024年10月12日（土）～10月13日（日）
会場：美郷町総合体育館リリオス
共催：（一社）監督が怒ってはいけない大会、秋田東ロータリークラブ
後援：美郷町、美郷町教育委員会、美郷町バレーボール協会
運営：NPO法人ブラウブリッツ秋田スポーツネットワーク
協賛：株式会社ヤマダフーズ、社会福祉法人睦福祉会、株式会社斉藤光学製作所、株式会社小田島工務店、六郷小型貨物自動車運送株式会社、みさとマーク株式会社、有限会社ミサトフーズ
美郷金融懇談会(秋田銀行美郷支店/北都銀行美郷支店/羽後信用金庫美郷支店)、有限会社細井技研工業

大会レポート

1日目

開会式では共催いただいた秋田東ロータリークラブから祝修二会長、後援いただいた美郷町から松田知己町長にお越しいただき、ご挨拶と選手への激励をいただきました。
開会式後には一般社団法人監督が怒ってはいけない大会の理事である北川新二様を講師としてスポーツマンシップセミナーを実施しました。
カッコいいスポーツマンとは？をテーマに子どもたちと指導者へスポーツマンシップとはそもそも何か？どういった振る舞いをするのがスポーツマンとしてよいのか？などを講義いただきました。

スポーツマンシップセミナーの後には佐藤美弥様を講師としてバレーボール教室を行いました。
主にオーバーハンドパスとアンダーハンドパスについて指導をいただき、セッターとしてどういったことを意識してトスを上げていたのかなど、とてもためになる指導を行っていただきました。

午後からは予選リーグを開催。
自身のチームのユニフォームで参加するチームもあれば、オリジナルの大会Tシャツを身にまとったチームもあり、各コートで熱戦が繰り広げられました。

試合後には各チームの指導者と選手によるサーブの的当て対決。そして商品をかけた佐藤美弥さんとのじゃんけん大会が行われ、最後に各チームのメンバーをバラバラにしてアフターマッチファンクションを行いました。
※アフターマッチファンクションとは？
　対戦したチームの選手や指導者と一緒にその日の試合を振り返りお互いのよかったプレーを讃えあい、親睦を深めるためのイベントです。

2日目

2日目の朝には選手、保護者、指導者を対象にブラウブリッツ秋田で管理栄養士をしている阿比留朋様を講師として栄養講習を行いました。
試合に向けてどういった食事を数日前からとるのが良いのか。試合当日の朝や試合の合間の捕食のタイミングとおススメの食品などについて講義をいただき、一生懸命に耳を傾けてメモをとる選手も多くいました。

その後は初日の結果に応じた順位グループに分かれてリーグ戦を戦いました。
初日よりものびのびとプレーする選手が多く、速攻やバックアタックなどの攻撃にも積極的にチャレンジをしていました。
また、翌日に講演を予定していたアテネ・北京オリンピックでバレーボール全日本女子チーム監督を務め、現在は一般社団法人アスリートネットワークの理事長としてご活躍されている柳本晶一様に大会を視察をしていただきました。
柳本様からは「子どもたちがのびのびと楽しそうにプレーしているのが印象的でした」と大会に好意的なご意見をいただきました。

各コートで3試合を消化し、閉会式と順位発表を行って大会は終了となりました。

参加チームと順位

1位グループ優勝　IVC-kids
1位グループ準優勝　きたうらバレーボールジュニア
1位グループ 3位　和賀リバーズ
2位グループ優勝　美郷エスペランサバレースポーツ少年団
3位グループ優勝　一関Vアタッカーズ（A）
一生懸命にチャレンジをしていたで賞ブラウブリッツ秋田バレーボールクラブ（A）
大きな声で元気いっぱいだったで賞　ブラウブリッツ秋田バレーボールクラブ（B）
チームワークが抜群だったで賞　一関Vアタッカーズ（B）
真剣にバレーボールに取り組んでいたで賞　平鹿アタッカーズ

今大会では個人賞としてMVP2名、スマイル賞（選手2名、監督1名）が選ばれました。